3月 27日 -- フロリダ州オーランドで開催されているNFLオーナー会議はこれまで複雑だったパスキャッチの基準を簡素化するルール変更を承認した。
2017シーズンのプレーオフ戦(スティーラーズ−ペイトリオッツ戦)でスティーラーズのジェシー・ジェームズがキャッチ後にエンドゾーンに飛び込んだプレイが 3歩確保されていなかったために
リプレイ判定によってパス失敗とされ、得点が認められなかったことを受けて
変更することを決めた。
新基準はパスを捕球したレシーバーが(1)ボールを確保している(2)両足か身体の一部がインバーンズに入っている(3)ボールが一定の状態(レシーバーが捕球後に 3歩進む、
ボールが目的の位置に到達する、ボールがしっかり抱きかかえられている、ディフェンスが近くにいない、など。)に達している。
3つが満たされればパス成功となる。
また、ヘルメットを下げてタックルしに行くプレイを危険とし、15ヤード罰退の反則とすることを決めた。
さらに 4Q終了時にタッチダウン(TD)が決まって勝敗が決した場合、エクストラポイントを行わないことを決めた。
他にプレイセンターの審判が悪質な反則をした選手を退場させるようにフィールド上の審判に指示するとこができるようになった。
2016年から試験導入していたキックオフによるタッチバックの攻撃開始位置を 25ヤードにするルール変更を正式に導入した。
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