4月 4日 -- カウボーイズは不要戦力のQBトニー・ロモを解雇した。
ロモはテキサンズへの移籍が有力とみられていたが、
交渉がまとまらなかったため、現役続行を断念して引退することを決めた。
テレビ解説者としてCBS放送と契約したことが発表された。
ロモは昨季、開幕直前に腰を骨折し、長期欠場した。
代役を務めた新人のQBダク・プレスコットが大活躍して球団記録に並ぶ 13勝をあげた。
オーナーのジェリー・ジョーンズは今季もプレスコットを先発起用する方針を固め、
ロモの放出を決めた。
ロモは 2003年のドラフト外でカウボーイズに入団し、
当時監督だったビル・パーセルズに才能を見出されて
2006年から先発起用された。
通算パス成績は 34,183ヤード獲得、248タッチダウン(TD)。いずれもカウボーイズの球団記録。
プレーオフでの成績が悪く、スーパーボウルに出場することはなかった。
テキサンズは昨季先発を務めたQBブロック・オスワイラーをブラウンズにトレードし、
実績あるクォーターバック(QB)がいない状態になっている。
若いQBトム・サビッジを先発起用する計画で、この後のドラフト会議で
新人を補強することも考えている。
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