3月 28日 -- アリゾナ州フェニックスで開催されているNFLオーナー会議は
キックの時に守備選手がラインマンを飛び越えるリーピングを反則にするルール改正を取り決めた。
これまではラインマンを飛び越えた場合、他の選手の上に着地しなければ、反則にならなかった。
ラインマンを飛び越えないのであれば、ジャンプすることは許容される。
このルールはフィールドゴール(FG)、パント、エクストラポイントキックで適応される。
他にもルール改正が決まり、クォーターバック(QB)やボールを目で追っているレシーバーを「無防備な選手」とし、
これらの選手に対するタックルやコンタクトの反則を厳しくした。
頭部を故意狙った悪質なタックルを行った選手は自動的に退場処分となる。
大学フットボールの「ターゲティング」反則と同等。
リプレイ判定をフィールド上の審判に代わって
中央管理室の専門員が行って判定を下す。
サイドラインに設置されていたフード付きのリプレイ・モニターは廃止され、
フィールド上の審判はタブレットでリプレイを観る。
インモーションしているバックフィールドプレーヤーのクラックバックブロックが禁止。
昨年試験導入した 2回のアンスポーツマンライク・コンダクト反則で退場とするルール改正を正式採用する。
昨年試験導入したキックオフによるタッチバックの攻撃開始位置を
20ヤードから 25ヤードにするルール改正を今季も継続する。
前後半の最後に反則で時間を止めようとした時に与えられる 10秒消費をこれまでの残り 1分から 2分に拡大。
時間を消費する目的で複数の選手が同時に反則した場合は
アンスポーツマンライクコンダクト反則とし、時間は消費分をさかのぼってリセットされる。
延長時間を 15分から 10分に短縮するルール改正は継続審議となり、
5月のオーナー会議に持ち越された。
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