7月 13日 -- ペイトリオッツの不正減圧球問題は
4月に再燃したQBトム・ブレイディの 4試合出場停止処分について
マンハッタンの第2連邦巡回控訴裁判所がNFL選手会とブレイディによる異議申し立てを退けた。
ブレイディは今季開幕から 4試合出場停止になることが確実になった。
最高裁判所に上告してさらに争うことは可能だが、
結審には非常に長い時間がかかる。
不正減圧球問題は昨年 1月のAFC決勝で起こり、
ペイトリオッツ職員が主犯として処分され、ブレイディは共犯とされて同 5月に 4試合の出場停止処分を受けた。
ブレイディは直後に異議申し立てを行い、9月に無罪が言い渡されていた。
その後、リーグが判決を不服として控訴し、4月に裁判所が「コミッショナーの処分は労使協定の範囲内である」と判断し、
無罪を取り消して出場停止を支持した。
選手会とブレイディはこの判断を取り消すように求めたが、裁判所は応じなかった。
ペイトリオッツはブレイディが出場停止になることを見据えて開幕から 3年目のQBジミー・ガロポロを先発起用することを決めている。
さらにクォーターバック(QB)の補強として 4月のドラフト 3巡 91位でノースカロライナ州立大のQBジャコビー・ブリセットを指名した。
ブリセットはガロポロの控えを務める。
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