3月 19日 -- 西カンファレンスの優勝を占う大一番はスパーズが驚異的なディフェンスでウォリアーズの 3ポイント攻撃を封じて 87-79で勝った。
失点成績でリーグトップの平均 92.3を誇るスパーズは
得点成績でリーグトップの平均 115.4を誇るウォリアーズのフィールドゴール(FG)成功率を
37.8パーセント、3ポイント成功率を 25パーセントに抑えた。
個人得点成績でリーグトップの平均 30.3を記録するステフィン・カリーを厳しくマークして自由にシュートを打たせなかった。
3ポイント成功率 1/12で 14点に封じた。
カリーは前半に 3ポイントを 6本放ったが、すべて失敗した。
後半は 3Qに 2本放って 2本目を決めた。
4Qは残り 6分から 4本放ったが、すべて外した。
NBA記録の 3ポイント連続成功を 139試合、
NBA記録の今季 3ポイント成功数を 337に伸ばした。
残り 13試合で平均 4.9本のペースで決めると 400本に達する。
試合はロースコアで進み、3Qまでで 65-65だった。
4Qはスパーズがリードし、残り 2分半でカワイ・レナードがフリースロー 2投を入れて 82-77とした。
ウォリアーズは直後にクレイ・トンプソンがレイアップを入れて 3点差に詰めたが、その後は 3ポイントが決まらずに得点できなかった。
スパーズはラマーカス・アルドリッジがジャンプシュートを決めるなどして
追加点を入れて逃げ切った。
スパーズは 6連勝で 59勝 10敗となった。西カンファレンス 2位ですでにプレーオフ進出を決めている。
ホーム連勝をNBA歴代 2位タイの 44に伸ばした。
アルドリッジが 26点 13リバウンド、レナードが 18点あげた。
ティム・ダンカンはウォリアーズのスモールラインナップ対策のためにベンチスタートとなった。
8分間のプレイで 1点にとどまった。
ウォリアーズは連勝を 7で止めて 62勝 7敗となった。
リーグ最高勝率で、すでにプレーオフ進出を決めている。
スパーズとは 3.0試合差になった。79点は今季最少。
ブルズが 1995-96シーズンに作った 1シーズンの最多記録 72勝を更新するには
残り 13試合で 2敗しかできない。
スパーズとはこの後、4月 7日にホーム、同 10日に敵地で対戦する。
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