松井は 4回の 3打席目に 2死満塁から 4球目の内角低め速球をすくってライト越え本塁打とした。 3回の 2打席目は低めの変化球を上手くとらえて 中越え 2塁打とし、6回の 5打席目も走者 2塁から鋭く右中間へ はじき返して 3塁打として 1打点あげた。 5打数 3安打 5打点の活躍だった。
試合は 3回まで 3-3の同点だったが、松井の一発で ロッキーズがリードし、6回にも 4点を追加して勝った。
フィリーズはライアン・ハワードとジミー・ロリンズが ソロ本塁打を放つなど、上位打線に当たりがあったが、 大量点に結びつかずに迫力を欠いた。
井口資仁は 8回 2死 1-2塁で代打出場し、 四球を選んで満塁としたが、続くカルロス・ルイスが 三ゴロに凡退した。
ロッキーズは敵地で連勝し、ナショナル優勝決定シリーズ進出に 王手をかけた。次の第 3戦は 6日、本拠地コロラドで開催と なり、圧倒的に有利だ。