2日後にデトロイトで開幕する第102回ワールドシリーズではアメリカンリーグを 制覇したタイガースと対戦する。
雨のニューヨークで行われたこの日の試合は、 序盤に 1-1となった後、投手戦となり、得点が 動かないまま最終盤を迎えた。
カーディナルズは 9回表に 1死からスコット・ローレンが 左安打して出塁し、続くモリナが甘く入った投球を 思い切って叩いてレフトへ飛ばし、ギリギリで フェンスを越えて 2点を勝ち越した。
メッツはその裏にカーディナルズの抑えアダム・ウェインライトを 攻め立て先頭打者のホセ・ヴァレンティンが中前安打、 続くエンディー・チャベスが左安打で 無死 1-2塁の絶好機を作った。 続く代打クリフ・フロイドはウェインライトの変化球に手が出ずに 三振。ホセ・レイエスは中飛に倒れた。ポール・ロデュカは四球を選び、満塁となった。
続くカーロス・ベルトランはカーディナルズ戦を得意とし、 アストロズ時代にはプレーオフで活躍したが、ここは勝負強さを発揮できずに三球三振に倒れて 試合終了となった。
カーディナルズの田口壮は 8回から外野守備で出場したが、 打席は巡ってこなかった。
シリーズMVPにはこの試合に先発登板し、7回まで 2安打 1失点の好投を見せたカーディナルズのジェフ・サパンが 選ばれた。