MLB優勝決定シリーズ2006

UPDATED 2006/10/20

カーディナルズ 2年ぶりNL制覇、 モリナが 9回に勝ち越し 2ラン

10月 19日 -- ナショナル優勝決定シリーズ第 7戦は カーディナルズが 3-1でメッツを下し、2年ぶり 17回目となる リーグ制覇を達成した。 9回同点から ヤディア・モリナが 2ラン本塁打を放った。

2日後にデトロイトで開幕する第102回ワールドシリーズではアメリカンリーグを 制覇したタイガースと対戦する。

雨のニューヨークで行われたこの日の試合は、 序盤に 1-1となった後、投手戦となり、得点が 動かないまま最終盤を迎えた。

カーディナルズは 9回表に 1死からスコット・ローレンが 左安打して出塁し、続くモリナが甘く入った投球を 思い切って叩いてレフトへ飛ばし、ギリギリで フェンスを越えて 2点を勝ち越した。

メッツはその裏にカーディナルズの抑えアダム・ウェインライトを 攻め立て先頭打者のホセ・ヴァレンティンが中前安打、 続くエンディー・チャベスが左安打で 無死 1-2塁の絶好機を作った。 続く代打クリフ・フロイドはウェインライトの変化球に手が出ずに 三振。ホセ・レイエスは中飛に倒れた。ポール・ロデュカは四球を選び、満塁となった。

続くカーロス・ベルトランはカーディナルズ戦を得意とし、 アストロズ時代にはプレーオフで活躍したが、ここは勝負強さを発揮できずに三球三振に倒れて 試合終了となった。

カーディナルズの田口壮は 8回から外野守備で出場したが、 打席は巡ってこなかった。

シリーズMVPにはこの試合に先発登板し、7回まで 2安打 1失点の好投を見せたカーディナルズのジェフ・サパンが 選ばれた。