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UPDATED 2022/12/12

千賀滉大がメッツ移籍、 5年 7500万ドルで契約合意

12月 11日 -- プロ野球のソフトバンクから海外フリーエージェント(FA)権を使ってメジャーリーグ移籍を目指す千賀滉大投手(29)がメッツと 5年総額 7500万ドル(約102億7500万円)で契約合意したことが分かった。 球団公式サイトが伝えた。

育成契約でプロ野球入りした選手がメジャー移籍するのは初めて。 現地で身体検査を受けた後、正式契約する。

契約にはトレード拒否権が盛り込まれ、 2025年シーズン終了後にFAになれる選択権が含まれている。

メッツは今オフにエースのジェイコブ・デグロムが移籍したが、 その穴埋めとしてジャスティン・バーランダーとホセ・キンタナを獲得し、 先発ローテーションの強化を進めている。そこに千賀が加わる。

千賀は愛知・蒲郡高校から 2011年に育成ドラフト4位でソフトバンク入団し、 2012年から支配下登録された。 2019年にノーヒットノーラン達成し、 2020年には最多勝、最優秀防御率、最多奪三振のタイトルを獲得した。 日本代表では 2017年にWBCに出場し、2021年は東京五輪で金メダル獲得に貢献した。

通算成績は 87勝 44敗 1セーブ、防御率 2.59。