12月 5日 --
F1グランプリ・第21戦
サウジアラビアGP決勝レース 50周は
ハミルトン(
メルセデス)が 2回の赤旗中断と
フェルスタッペン(
レッドブル)との接触事故を乗り越えて優勝した。
3連勝で今季 8勝目をあげ、 総合ポイントを 369.5に伸ばした。
2位に入ったフェルスタッペン(レッドブル)も 369.5となり、
2選手が首位で並んで最終戦のアブダビGP(12日決勝)に向かうことになった。
レースは 10周目にミック・シューマッハー(ハース)が側壁に激突するクラッシュを起こし、
13周目に赤旗中断となった。
破損した側壁を修繕した後、レースはスタンディング・スタートで再開し、
ポールポジションのフェルスタッペンが出遅れて 2番手のハミルトンに前に行かれたが、
2コーナーをショートカットする形で強引に抜き返して先頭を死守した。
後方では複数のマシンが絡む事故が起こり、コース上に停車したマシンを撤去するために再び赤旗中断となった。
3度目のスタートはコーナーをショートカットしたフェルスタッペンが 3番手に下がり、
オコン(アルピーヌ)がポールポジション、ハミルトンが 2番手となった。
フェルスタッペンが好スタートを決めて 1コーナーで先頭に立ち、
ハミルトンは 3位に下がったが、すぐにオコンを抜いて 2位に上がった。
その後はハミルトンが先頭のフェルスタッペンを追ってプレッシャーをかけ、
37周目のメインストレートで並び、接触しながら 1コーナーを曲がり、
フェルスタッペンは 2コーナーをショートカットしながら先頭を守った。
フェルスタッペンはその直後に先頭をハミルトンに譲ろうとしたが、
その時に接触事故を起こし、ハミルトンは右フロントウイングの翼端板を破損した。
ハミトンはそのまま走行を続け、
フェルスタッペンは 42周目に先頭をハミルトンに譲った。
その後はハミルトンが先頭を守って走りきった。