7月 5日 -- 新型コロナウイルスの影響でレースを開催できずにいた今季のF1世界選手権が 4カ月遅れで開幕した。
オーストリアGP決勝レース 71周はメルセデスのボッタスが最前列から好発進して先頭を明け渡さずに最後まで走り切って優勝した。
今季のF1は 3月 15日にオーストラリアGPで開幕を予定したが、直前で中止になり、その後のレースも中止・延期になって日程の再編を余儀なくされた。
来週の第2戦もオーストリアの同じ会場で「スティリアGP」として開催される。
レースは無観客で開催された。
ボッタスはスタートから安定した走行で先頭を走った。
リタイアするマシンが続出してセーフティーカーが 3回導入されたため、
その機会をうまく利用してタイヤ交換を行い、先頭を守った。
同僚のハミルトンは 5番グリッドからスタートして 11周目に 2位にあがり、
そのまま 2位でフィニッシュしたが、61周目に後方から追い越しをかけた
アルボン(レッドブル)と接触事故を起こしたため、レース終了後に 5秒ペナルティを
受けて 4位に降着した。
フェラーリはルクレールが 7番グリッドから順位をあげて 2位に入った。
ベッテルは 11番グリッドから順位を上げられずに 10位に終わった。
マクラーレンはノリスが 4位、サインツが 5位だった。
ホンダがエンジン供給するレッドブルはアルボンが 13位、フェルスタッペンがリタイア。
同じくアルファタウリはジョビナッツィが 9位、クビアトが 12位だった。
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