スペインＧＰハミルトン優勝
終盤ベッテルを追い抜く

ハミルトンはスタート直後の加速が悪く、1コーナーで 2番グリッドのベッテルにインを取られて 2位に下がった。

14周目にベッテルがタイヤ交換を行ったことで先頭に立ったが、 自らも 22周目にタイヤ交換を行い、ベッテルと入れ替わって 2位に下がった。

その後は 37周目にタイヤ交換を行い、ベッテルも直後にタイヤ交換を行った。 順位は変わらなかったが、その後はベッテルのマシンの挙動が 鈍くなり、ハミルトンが後ろから激しく追い立てた。

44周目のホームストレートで左右にマシンを振って牽制し、 1コーナーでインをついて先頭に立った。

その後はベッテルが後ろについてプレッシャーをかけたが、 ハミルトンはミスせずに先頭を守ってフィニッシュした。 ベッテルは 2位に入った。

前回のロシアＧＰで初優勝したボッタス（メルセデス）は エンジン故障によって白煙をあげて停車し、38周目でリタイアした。

フェルスタッペン（スペイン）は 6番グリッドから発進して 1コーナーの混乱に乗じて 4位に順位をあげ、 ボッタスのリタイヤによって 3位で終えた。

総合ポイントはベッテルが 104、ハミルトンが 98、ボッタスが 63となった。