イギリスGP
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【伝統】
1950年に F1グランプリが初開催された時の第 1戦が
イギリスGPだった。
もっとも伝統のあるレースのひとつ。
【開催】
1950年にF1グランプリの第1戦として初開催された時はシルバーストン・サーキットで行われた。
その後、ブランズハッチなどで開催されたが、近年はシルバーストンでの開催が続いている。
シルバーストンは施設の老朽化、タバコ広告禁止などによって開催継続が困難になり、
2010年からドニントンパーク・サーキットに移ることが発表されたが、その後ドニントンパークの主催者がコース改修資金の調達に失敗し
たため、2010年以降もシルバーストンでの開催が決定した。
【サーキット】
「シルバーストン・サーキット」はイギリス空軍の飛行場を改修したコースであるため、起伏がなく、平坦なのが特徴。
はじめは 6本のストレートを緩いコーナーでつないだ超高速サーキットだったが、1991年に大改修され、複合コーナーが配置されたテクニカル・サーキットとなった。
2010年にレイアウト変更を行い、低速のアリーナ部分を兼ね備えた。
2011年に最新鋭のピットや迎賓施設を備えた複合パドック『シルバーストンウイング』が完成し、
スタート/フィニッシュラインが「クラブコーナー」後のストレートラインに変更された。
【
ミハエル・シューマッハ】
1999年にミハエル・シューマッハが大クラッシュを起こし、脚を骨折した。
【2011年】
フェラーリのアロンソが 28周目のピット作業を通じて先頭に
立ち、勝利した。
レッドブルのベッテルはスタート直後の 1コーナーで先頭に立ち、
快調に走り続けたが、アロンソと同時に入ったピット作業でリアホイールの取り付けに手間取り、後退した。
【2010年】
レッドブルのウェバーが 2番スタートから 1周目で先頭に立ち、勝利した。
同僚のベッテルはポールスタートから出遅れ、コースアウトして大きく後退した。右リアタイアのパンクで一時、最後尾まで落ちたが、
追い上げて 7位で終えた。
【2009年】
レッドブルのベッテルがポールスタートからトップを守り、2勝目をあげた。
同僚のウェバーは 2位に入り、レッドブルが 2度目の 1-2フィニッシュを決めた。