バレンシア市街地サーキット
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【開催】
ヨーロッパで同じ国が年 2回レースを行うとき、「 1国 1開催」の原則を回避するために「ヨーロッパ」の名を冠して開催される。
そのため開催国はその年によって異なる。
当初は他地域でのレースがキャンセルされた時、代替開催としてヨーロッパ内のサーキットを利用して行った。
1995年以降はミハエル・シューマッハの人気を受けてドイツのニュルブルクリンクで定期開催されるようになった。
2008年からはフェルナンド・アロンソの活躍によってスペインで F1人気が高まったため、スペイン・バレンシアの市街地サーキットで開催されている。
【サーキット】
2008年に F1ヨーロッパグランプリを開催するために
スペイン・バレンシアに作られた市街地サーキット。
【2011年】
レッドブルのベッテルが
ポールスタートからトップを明け渡さずに優勝した。
フェラーリのアロンソは 4番スタートから
順位をあげて 2位に入った。
【2010年】
レッドブルのベッテルがポールスタートから安定した走りで終始首位を守り、勝利した。
同僚のウェバーはスタートで出遅れて 9位に後退。さらに 10周目に衝突事故を起こしてリタイアした。
【2009年】
ブラウンのバリチェロが 3番スタートから 38周目にトップに立ち、勝利した。
バリチェロの勝利は 2004年 9月 26日の中国GP 以来 5年ぶりとなった。
ポールスタートだったマクラーレンのハミルトンは 2度目のピット作業でタイムロスしてバリチェロに先行された。