前回の東京五輪では銀メダルを獲得して期待が高かったが、 オフェンス不振で低得点に苦しみ、まさかの 3連敗であっけなく敗退した。
ベルギーは東京五輪の準々決勝で対戦し、激戦の末に日本が 1点差で勝った因縁がある。 今回は試合会場が相手のサポーターで埋まり、完全アウェイの厳しい環境で一戦となった。 雪辱に燃えるベルギーが開始から攻守で高い意欲をもってプレイし、日本を圧倒した。
1Qは開始から田真希がレイアップ、林咲希がジャンプシュートを決めて 日本が開始 1分半で 4-2とリードしたが、その後は 2Qになるまでシュートを決められなかった。 フリースローで得点するにとどまり、ベルギーに 19-7と大きくリードされた。
2Qはやや良くなったが、爆発力を欠いて 16点にとどまった。 ベルギーに 39-23と引き離されて前半を折り返した。
3Qも 16点で 22点差になり、4Qは残り 4分でベルギーのラメットに 3ポイントを 2本決められて 74-44と 30点差がついて決着した。
日本はフィールドゴール(FG)成功率が 31.2パーセント、 3ポイント成功率が 9/37、24.3パーセントだった。 林が 13点、馬瓜エブリンが 12点だった。
ベルギーはFG成功率 49.3パーセントだった。 ミースマンが 30点 11リバウンド、ラメットが 16点だった。