日本選手がテニス競技でメダルを獲得したのは 96年ぶりとなった。
第1セットは第5ゲームをブレークしていい流れを引き込み、 第7ゲームもブレークしてとった。
第2セットもいい流れで進めて第3、第7ゲームをブレークして勝利を目前にしたが、 粘るナダルを振り切れずに第8、第10ゲームをブレークされて並ばれた。 タイブレークはナダルの流れとなり、1-7で落とした。
第3セットはナダルに連戦の疲れが見えて動きが鈍り、 錦織がストローク戦に持ち込んで有利に立ち回った。第4ゲームをブレークしてリードを奪い、 ブレークバックを許さずにキープを続けて逃げ切った。
決勝はアンディー・マリー(イギリス)が 7-5、6-4、6-2、7-5で ファン・マルティン・デルポトロ(アルゼンチン)を下し、 2連覇を達成した。