テニス・ニュース

UPDATED 2016/8/15

錦織 銅メダル獲得、 日本選手 96年ぶり

8月 14日 -- リオデジャネイロ五輪・男子テニス 3位決定戦は 第4シードで世界ランキング 7位の錦織圭が 第3シードで世界5位のラファエル・ナダル(スペイン)を 6-2、6-7、6-3で下し、銅メダルを獲得した。

日本選手がテニス競技でメダルを獲得したのは 96年ぶりとなった。

第1セットは第5ゲームをブレークしていい流れを引き込み、 第7ゲームもブレークしてとった。

第2セットもいい流れで進めて第3、第7ゲームをブレークして勝利を目前にしたが、 粘るナダルを振り切れずに第8、第10ゲームをブレークされて並ばれた。 タイブレークはナダルの流れとなり、1-7で落とした。

第3セットはナダルに連戦の疲れが見えて動きが鈍り、 錦織がストローク戦に持ち込んで有利に立ち回った。第4ゲームをブレークしてリードを奪い、 ブレークバックを許さずにキープを続けて逃げ切った。

決勝はアンディー・マリー(イギリス)が 7-5、6-4、6-2、7-5で ファン・マルティン・デルポトロ(アルゼンチン)を下し、 2連覇を達成した。