3月 1日 -- アルガルベカップが
ポルトガルで開幕し、2年ぶり出場の
日本女子代表「なでしこジャパン」はスペインと対戦して 1-2で敗れた。
高倉麻子監督が指揮する日本は「4-2-3-1」布陣を敷き、
攻撃陣はワントップに田中美南、2列目に中里優、増矢理花、中島依美が並んだ。
守備的中盤はベテランの阪口夢穂と若手の佐々木繭。
センターバックは高木ひかりとキャプテンの熊谷紗希、
右サイドバックは鮫島彩、左サイドバックは初代表の北川ひかるを起用した。キーパーは山根恵里奈。
序盤はスペインがボールを支配して押し気味に進め、日本は自陣に引いて守勢を強いられた。
徐々に流れをよくしていき、何本かシュートを放ったが、決定機はほとんどなく、精彩を欠いた。
後半は「4-4-2」布陣に変更し、初代表の長谷川唯を投入するなどして攻撃的にプレイしたが、
有利に進めることはできなかった。
スペインは 59分にメセゲルが正面から思いきって右足を振りぬき、グラウンダーの 25m弾を左ポスト際に決めて先制した。
71分にはGK山根が前に蹴ったボールが甘く、
オルガ・ガルシアが奪ってドリブルでペナルティーエリアに入り、左足でシュートした。
ブロックに行った熊谷の足に当たってコースが変わり、2点目が決まった。
日本はそこから積極的に攻撃し、81分に長谷川がディフェンスを引きつけ前線に絶妙のパスを出し、
横山が受けてキーパーとの 1対1を制して右足で決めた。
その後も攻勢を続けてチャンスを作ったが、同点にできずに終わった。
第2戦は 3日に行われ、日本はアイスランドと対戦する。
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