ナイジェリアが攻撃、守備、スピード、技術すべてで上回り、格の違いを見せつけた。

序盤は点の取り合いとなり、5分間の内に立て続けに 4ゴールが決まった。

ナイジェリアは 6分に右サイドのスローインからエゼキールがディフェンスを突破して角度のないところからシュートし、 キーパーがはじいたところをウマルが押し込んだ。

日本は 8分にエリア内でパスを受けた南野が背後から接触を受けて倒され、ＰＫを獲得した。 興梠がキックを決めて同点にした。

ナイジェリアは 10分に右クロスをあげ、ディフェンスの室屋がジャンプして頭で叩けなかったボールをエテボが足元に収めて左足で決めた。

日本は 11分に前線でスルーパスを受けた南野がキーパーと 1対 1になり、 股を抜くグラウンダーで同点にした。

その後はナイジェリアがボール支配して有利に進めた。42分にウマルが右サイドをドリブルで進んでエリア内に入り、後ろにパスを出した。エテボが右足であわせたボールは当たりそこないだったが、 植田のクリアが悪く、エテボにボールを戻す形になり、エテボが右足で決めた。

後半もナイジェリアのペースで進み、 51分にウマルがエリア内で倒されてＰＫを獲得し、 エテボがキックを決めて 4-2とした。さらに 66分に日本陣内でボールを奪って 右サイドから流し込み、飛び足したＧＫ櫛引に阻止されたボールをエテボが右足でシュートし、無人のゴールに決めた。

エテボは 4ゴールを決めた。

日本は 70分に浅野、追加タイム 5分に鈴木が決めて 1点差に縮めたが、 その直後に終了の笛が鳴り、同点にはできなかった。

1次リーグＢ組のもう 1試合はスウェーデンとコロンビアが 2-2で引き分けた。

日本はこの後、7日にコロンビア、10日にスウェーデンと対戦する。