NBAファイナル2011

UPDATED 2011/6/3

ノヴィツキー残り 3秒で決勝弾
マーベリクスが大逆転勝利

6月 2日 -- NBAファイナル・第 2戦は ダーク・ノヴィツキーが 4Q残り 3.6秒でレイアップを決めた マーベリクスが 95-93でヒートに勝利し、対戦成績を 1-1とした。

試合は序盤から互角の攻防が続き、前半を 51-51で 折り返した。後半はヒートがドゥエイン・ウェイドを中心に 攻勢を強めてリードし、有利に進めた。 4Q残り 7分でウェイドが 3ポイントを決めて 15点差を付け、 勝利を決定付けたかに思えたが、その後はシュートが決まらなくなり、 大逆転を許した。

マーベリクスはジェイソン・テリーとショーン・マリオンが 連続シュートを決めて残り 4分半で 88-81とし、 2フリースローを返された後、ジェイソン・キッドの 3ポイント、 テリーのジャンパー、ノヴィツキーのジャンパーで 2点差にした。

その後は激しさを増し、両チームともシュートを外したが、 57秒になってノヴィツキーがリング下からレイアップを入れて 90-90とした。

ヒートは続く攻撃でウェイドが長い 3ポイントを放ったが、 決められなかった。マーベリクスは残り 26秒でノヴィツキーが左 60度から 3ポイントを入れて 93-90と逆転した。

ヒートはタイムアウトの後、 左翼でフリーになったマリオ・チャルマーズが インバウンズパスをうけ、鮮やかに 3ポイントを沈めて同点にした。

マーベリクスは続く攻撃で時間を消費した後、ボールを持ったノヴィツキーが中央から巧みなスピンを使って リング下に入り、左手でレイアップを入れて決勝点とした。

タイムアウトがないヒートはそのまま攻撃して ウェイドがコート中央からシュートを放ったが、 決まらずに試合終了となった。

マーベリクスはノヴィツキーが 24点 11リバウンド、 マリオンが 20点だった。

ヒートはウェイドが 36点、ジェームズが 20点だった。