NBAファイナル 2006

UPDATED 2006/6/14

ヒート 4Q逆転勝利
ウェイド 42点で起死回生

6月 13日 -- ヒートは 4Q残り 7分で 13点をリードされ、 絶体絶命だったが、ドゥエイン・ウェイドの 42点の活躍と最後のブロックで逆転勝利。 マーベリクスを 98-96で下し、NBAファイナルの 対戦成績を 2-1と挽回した。

マーベリクスは試合前半でやや劣勢だったが、 3Qに反撃して一気に 77-68と逆転した。 4Qも好調に追加点をあげ、このまま 優勝に王手をかけるかに思えたが、最後に失速した。

ヒートはディフェンスで身体を張って 失点を阻止し、オフェンスではウェイドに ボールを集めて追い上げた。ウェイドは長いシュート、 ドライブイン・レイアップと多彩なプレイで得点した。

Cシャキール・オニールは 16点 11リバウンドと 並みの出来だったが、終盤残り 1分 40秒で 課題のフリースローを 2投決めて面目を保った。 ヒートはこの得点で 93-90と 3点差に詰め寄った。

ウェイドは残り 1分 16秒で左からジャンパーを決めて 1点差。さらにFユドニス・ハスレムがスチールから 反則をもらい、2フリースローを決めて残り 1分で 94-93と逆転した。

ヒートはさらにFジェームズ・ポージーが 1フリースローを 追加して 2点差としたが、マーベリクスのGデヴィン・ハリスに レイアップを返されて 95-95となった。

ヒートは続くオフェンスでなかなかシュートを 打てなかったが、残り 9秒でGゲイリー・ペイトンが 右 45度から中距離ジャンパーを冷静に決めて 97-95と勝ち越した。

マーベリクスは続くオフェンスでFダーク・ノヴィツキーが 2フリースローを得たが、2投目を失敗した。 ヒートはウェイドが反則されてフリースロー 1投を決めた。

マーベリクスは残り 1秒から最後のオフェンスに出て ノヴィツキーがサイドラインからゴールに走りこむ Fジョシュ・ハワードに向けてアリュープパスを出したが、 ウェイドにブロックされて試合終了となった。

第 4戦は 15日、同じくフロリダで開催される。