第105回ワールドシリーズ

UPDATED 2009/10/29

ワールドシリーズ開幕、 リー完投で フィリーズ先勝

10月 28日 -- 第105回ワールドシリーズがニューヨークで開幕し、 クリフ・リーが 9回を 6安打 1失点 無四球 10奪三振に抑えた フィリーズが 6-1でヤンキースを下して先勝した。

リーは変化球を駆使してヤンキース打線を翻弄した。 1回から安定した投球だった。走者を出しても後続を断って ピンチを拡げなかった。 9回は 2安打で無死 1-2塁とした。 後続を内野ゴロに打ち取ったが、野手に 悪送球が出て失点した。

打線はチェイス・アトリーがソロ本塁打を 2本放った。6回に 2-0とした後、 8回は 3四球で 2死満塁とし、 ラウル・イバニェスの右安打で 2点追加した。 9回はライアン・ハワードの 2塁打など 3安打で 2点入れた。

ヤンキースはリーとインディアンズで同僚だった CCサバシアが 先発し、7回まで 4安打 2失点 6奪三振だった。 アトリーに打たれただけで内容はよかった。 リリーフ投手陣は安定感を欠いて失点を防げなかった。

打線は 1番のデレク・ジーターが 3安打したが、 他は打てなかった。 松井秀喜は 6番指名打者で出場して 3打数 1安打だった。