MLB 第102回ワールドシリーズ 2006

UPDATED 2006/10/27

田口バントで流れかえる、 タイガースはミスで自滅

10月 26日 -- 降雨順延となったワールドシリーズ第4戦は カーディナルズが 1点を争う 接戦を制して 5-4でタイガースに勝利。 対戦成績を 3-1として世界一に王手をかけた。

1番を打つデヴィド・エクスタインが幸運な当たりを連発して 4安打 2打点の活躍だった。 田口壮は 7回に代打出場し、送りバント。 タイガース投手フェルナンド・ロドニーの悪送球を誘って 2塁へ進み、1塁走者はホームまで戻った。

カーディナルズはこのプレイで 3-3とし、さらに 2死後に プレストン・ウィルソンが三遊間適時打を放って 田口がホームへ戻り、4-3と逆転した。

8回表にリリーフ投手陣が打たれて失点し、同点にされたが、 その裏にヤディナ・モリナが四球で歩いた後、 エクスタインがレフトのクラブをはじく 2塁打を放って再リードした。

「今日は本当についていたと思う。 」- エクスタイン

エクスタインは 7回に田口の前でセンターへ飛球を 飛ばしたが、センターを守るカーティス・グランダーソンが 足を滑らせて転倒し、2塁打とした。 8回の当たりはレフトを守るクレイグ・モンローがボールに飛びついたが、 惜しくもボールをはじいた。

タイガースは低調だった中軸打線に 当たりが戻り、10安打したが、守備の乱れによって 失点し、序盤のリードを守りきれなかった。

「 7回の守備は奇怪だった。 自分達の守りができなかった。だが、それが野球だ。 」- 監督ジム・リーランド

第 5戦は 27日、同じくセントルイスで開催される。