MLB 第102回ワールドシリーズ 2006

UPDATED 2006/10/23

ロジャーズ力投 8回 2安打無失点、 鋭い変化球でカーディナルズ翻弄

10月 22日 -- タイガースはベテラン投手ケニー・ロジャーズが 気合の入った力投でカーディナルズ打線を 8回まで 2安打無失点に零封。 抑えのトッド・ジョーンズが 1点を失ったが 3-1で勝利し、 ワールドシリーズの対戦成績 1-1とした。

プレーオフに入ってから好調のロジャーズは 力のある速球と鋭い変化球でカーディナルズ打線を翻弄し、 危ない場面を作らなかった。99球で降板した。

タイガースの打線は 1回にクレイグ・モンローの左ソロ本塁打で 先制し、さらに 2安打で 1点を追加して 2-0とした。 5回にも 2安打で 1点を奪った。

9回に救援したジョーンズは 2死から打たれ、 2安打と野手失策がからんで 1失点した。 さらに死球を与えて満塁のピンチが続いたが、 最後の打者ヤディア・モリナを遊ゴロに打ちとって 逃げ切った。

ロジャーズを打てなったカーディナルズの打者は 1回に「ボールが変な動きをする」と訴え、 監督トニー・ラルーサがロジン・バッグに 不純物が混入しているのではないかと 抗議したが、スピッツ・ボールの疑いはなく、 そのまま試合が進行した。

カーディナルズの田口壮は先発から外れ、 出場機会がなかった。

第 3戦は 24日、会場をセントルイスへ移す。